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創業20周年目ご挨拶

秋山健一郎

株式会社みのり経営研究所は今年創業20年目に入りました。創業時にはこれほど長きにわたり事業が継続できるとは思っていませんでしたが、これもひとえに様々な方々のお力添えの賜物だと改めて感謝の気持ちで一杯です。これからも力の続く限り皆様のご期待に沿うべく尽力して参りたいと考えております。 

創業に当たってのみのりの基本的な考え方は、今も健在です。「顧客企業の経営者と従業員双方に便益をもたらす経営の仕組み作りを支援する」。そのために「組織・仕事・人事を一体化した仕組みの考え方を提供する」。創業10年目のご挨拶でも触れましたが、この考え方の基本には次のような信念があります。「人間は一人ひとり無限の可能性を秘めており、組織は仕事を通じてその力を伸ばし活用することにより、お互いが成長していくことが可能である」。そのためには人事の仕組みが「役割」(職務・ジョブ等)に基づく必要がある。そして日本の人事制度の多くが「ヒト」(社員の属性)を基盤にしている状態から脱却する必要があると訴え続けてきました。コロナ禍による働き方の変化に対応して『ジョブ型』への転換が叫ばれるようになり、やっと日本企業も方向転換しつつあると感じられます。

「役割に基づく人事制度」と「ヒトに基づく人事制度」の違いを理解して頂くことが大変重要ですので、そのための情報発信をこれからも続けて行きたいと考えています。20年目に当たりみのりのホームページを新しくしました。このホームページを通じてみのりの考え方を積極的に伝えていきます。また研修活動にも力を入れて行こうと思います。特に「役割の定義」に関しては人事制度構築のための必須のスキルですので、ここに力点をおいていきます。海外のパートナーで欧米では人事のオピニオンリーダーであるDavid Creelmanのコラムも今まで通り継続していきます。人事に関する洞察力ある内容で多変人気のあるコラムです。これらを通じてみのりの考え方が、日本の組織をより良くするために絶対必要なものであることを、知って頂きたいと考えています。 

これからどこまで頑張れるか分かりませんが、皆さまのご支援を頂けるようなコンサルティング・サービスを提供して行きます。みのりの成長が、日本企業の成長につながるよう、努力を続けて行く所存です。

 

令和5年正月

株式会社みのり経営研究所
代表取締役 秋山 健一郎

 

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